標準修業年限、学位の授与

標準修業年限

  1. 修士課程の標準修業年限は2年とします。
  2. 博士後期課程の標準修業年限は3年とします。
  3. 修士課程の最長在学年数は4年、博士後期課程の最長在学年数は6年とします。ただし、休学期間は、在学年数に算入しません。

※社会人特別選抜による入学者には、あらかじめ自分で最低修業年限を越えた在学年数(3年または4年)を決め、その在学を経て、修了資格(修士の学位)を取得できる「長期履修学生制度」を適用することが出来ます。

学位の授与

1.修士の学位

修士課程に2年以上在学し、所定の授業科目について30単位以上修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、本学の行う修士論文の審査及び最終試験に合格した者に授与します。
修士論文の審査及び最終試験は、研究科委員会の選出した審査委員が行います。審査委員は、指導教員を主査とし、これに当該論文に関連のある授業科目の担当教員2名以上を副査として加え、審査委員会を構成します。 修士論文審査の一環として、公開で開催する修士論文発表会で、修士論文の内容を説明し、出席者との間で質疑応答を行う。最終試験は修士論文の審査に合格した者に、修士論文及びこれに関連のある研究領域について口述によって行います。ただし、必要がある場合は筆記試験を課すことがあります。修士論文及び最終試験の成績評価は、合格又は不合格の評価をもって表します。審査委員会は、修士論文審査及び最終試験の結果に学位授与についての意見を付した修士論文審査報告書を研究科委員会に提出し、研究科委員会において学位授与の可否を判定します。(大妻女子大学大学院修士論文審査及び最終試験取扱内規)

2.博士の学位

(1)博士後期課程に3年以上在学し、所定の授業科目について人間生活科学専攻においては3科目6単位以上を、言語文化学専攻においては6科目12単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、本学の行う博士論文の審査及び最終試験に合格した者に授与します。
博士論文の審査及び最終試験は、研究科委員会が選出した審査委員が行います。審査委員は、指導教員を主査として、当該論文に関連する授業科目の担当教員2名の副査、および他の大学院又は研究所等の専門家1名の委員を加え審査委員会を構成します。最終試験は、所定の単位を修得し、かつ博士論文の審査に合格した者に、博士論文審査の一環として、博士論文発表会を公開で開催し、博士論文及び関連する研究領域について口述によって行います。 ただし、必要がある場合は筆記試験を課すことがあります。博士論文及び最終試験の成績評価は、合格又は不合格の評価をもって表します。審査委員会は、博士論文審査及び最終試験の結果に学位授与についての意見を付した審査報告書を研究科委員会に提出し、研究科委員会が学位授与の可否を判定します。(大妻女子大学大学院博士論文審査及び最終試験取扱内規)

(2)前項に定めるもののほか、大学院の課程を経ない者で、博士論文を提出して大学院の行う審査に合格し、かつ、博士課程を修了した者と同等以上学力を有すると認められた者にも博士の学位を授与することができます。

本学大学院において授与する学位の種類は、次のとおりです。

研究科 専攻 課程 授与する学位の種類
人間文化研究科 人間生活科学専攻 修士課程 修士(生活科学)
博士後期課程 博士(生活科学)
言語文化学専攻 修士課程 修士(文学)
博士後期課程 博士(文学)
現代社会研究専攻 修士課程 修士(社会学)
臨床心理学専攻 修士課程 修士(心理学)