学生インタビュー

人間生活科学専攻 
生活環境学専修 2年

横断的な学びから、
服飾に関わる
若者たちの育成に
貢献したい

家政学部被服学科を卒業後、アパレル販売員の経験を積んで、服飾専門学校の講師に。そのため、さらに知識や技術を得て専門性の高い研究に取り組みたいと考え、服飾の歴史やデザインだけでなく、食物や保育など、自分の研究領域を超えて横断的に学ぶことができる本専攻を志望しました。仕事や子育てを通じて教育分野にも興味があり、総合的に見識を深められる環境は魅力でした。実際に福祉教育学特論の授業などでは、他分野の研究手法に触れることで、自分の研究のヒントにもなり、視野の広がりを実感しています。

多くの知見と気づきを得ながら、私は「アパレル販売員の教育内容の変遷」をテーマとした研究に取り組んでいます。その根底に横たわるのは、アパレル販売員を取り巻く現状への危機感です。魅力があまり伝わっておらず、今後、この職種を目指す若者が減少するのではないかと考えています。百貨店における販売員教育の文献を調べ、実際に現場を訪ねて取材するなど調査を進め、いずれはこの研究成果を、専門学校の授業内容に反映したいと考えています。「アパレル販売員になりたい」と夢を語る若者たちの育成に寄与できるよう、研究を深めていきたいです。

担当指導員はどなたですか?
中川麻子准教授です。

多様な分野の先生方から助言をいただけるのは大学院の魅力です。私は服飾史を踏まえた研究調査をしたいと考え、服飾史やデザイン史を研究する中川先生にご指導を仰ぎました。研究が行き詰まったときには、先生から経験に裏打ちされたアドバイスをいただくことで課題を乗り越えることができます。時には、外部の研究会などにも同行させてくださり、さまざまな研究者の方と話す機会も多く、見識が広がります。私自身も教える立場であるため、先生の指導姿勢や多角的な事象の捉え方などはとても参考になります。