学生インタビュー

人間生活科学専攻 
健康・栄養科学専修 修士課程2年

最先端の研究分野に
携わり主体性が
磨かれていく

 学部生時代の臨地実習で、食事管理が必要な大勢の方々を目の当たりにし、管理栄養士として進む道を考える転機となりました。それまでは、個々の患者さんに向き合うことに目を向けていましたが、根本から健康問題を解決したいと考えるようになり、生活習慣病に関わる研究を念頭に置いて大学院に進学。その際、先行研究例が少ない、小麦や大麦に多く含まれる低分子水溶性食物繊維の機能性という研究テーマを指導教員より提案していただきました。
未知な部分が多い成分なので、参考文献が非常に少なく、研究の方向性や調査手法の選択が困難なことも多々ありました。そんなときには、食物繊維分野研究の第一人者である青江先生の見解をすぐに伺え、アドバイスをいただけるとても恵まれた環境がありました。研究を進めるには、自分で考え行動することがとても大切で、主体性が磨かれていると感じます。これらの研究を生かし、より多くの方の健康に寄与できる企業で働きたいです。