カリキュラム
人間生活科学専攻修士課程 -2024年度(令和6年度)入学生から適用-
人間生活科学専攻では、人間生活を、被服、食物、保育、家庭生活などの研究の枠を超え、人間、発達、心理、社会、環境、生態、健康、教育、文化などと関連させながら、生活を総合的科学として捉えると同時に、生活の知を探求することができる人材を養成することを目的とします。
具体的には、柱となる学問分野として、「健康・栄養科学専修」、「生活環境学専修」、「保育・教育学専修」の3領域を設定します。
人間生活学専攻修士課程の概要
健康・栄養科学専修
近年のわが国の急速な高齢社会への移行、生活習慣病の広がり、医療費の増加、食育の必要性などが社会的な課題となっていることを基礎として、習得内容を構成しています。すなわちこれらの社会的な課題に対応しうる高度の専門的職業人を養成することが必要であると考え、本専修では医療、福祉、公衆衛生、初等・中等教育における食育を担う専門家養成、それらに必要な食品や医療用品の技術開発を行う専門家、それらに関連した研究者養成を目指します。
生活環境学専修
衣環境、住環境、生活環境、地域環境、地球環境を含め、それらのサイエンス、マネジメント、デザインの研究・教育を行い現代社会における専門知識の高度化に対応できる人材の養成を目指します。
保育・教育学専修
子どもをはじめ人生の各発達段階(子どもや青年及び中・高齢者)における発達臨床上の諸課題について、その本質や背景要因の解明に積極的に取り組みながら、理論的・実践的な問題解決能力を身に付けると同時に、保育・教育・臨床などの分野において高い見識を身に付けた人材、及び後継者(保育・教育・臨床などに関する高度な専門職業人や研究者)の養成を目指します。
カリキュラム
科目区分 | 授業科目 | 期間 | 単位数 | 必修選択の別 | |||
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講義 | 演習 | 実験 | |||||
基礎科目 | Developing Critical Thinking Skills | 半期 | 1 | 選択 | |||
Critial Reading and Writing | 半期 | 1 | 選択 | ||||
共通科目 | 家族関係論 | 半期 | 2 | 選択 | |||
ヒトと環境 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
健康科学 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
統計的調査方法論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
研究方法論Ⅰ(健康・栄養科学) | 半期 | 2 | 選択 | ||||
研究方法論Ⅱ(生活環境学) | 半期 | 2 | 選択 | ||||
研究方法論Ⅲ(保育・教育学) | 半期 | 2 | 選択 | ||||
健康・栄養科学専修 | 栄養化学分野 | 栄養生化学特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||
栄養生化学・細胞学実験 | 半期 | 1 | 選択 | ||||
分子細胞学 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
運動栄養学特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
食品・機能学分野 | 食品機能学特論 | 半期 | 2 | 選択 | |||
材料機能学特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
食生活安全学特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
食生活安全学特論演習 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
調理科学・食嗜好学分野 | 調理科学特論 | 半期 | 2 | 選択 | |||
調理科学特論演習 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
食嗜好学特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
食文化特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
医療・保健栄養学分野 | 病態・高齢者代謝学 | 半期 | 2 | 選択 | |||
栄養疫学特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
栄養疫学特論演習 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
予防栄養学特論I | 半期 | 2 | 選択 | ||||
予防栄養学特論II | 半期 | 2 | 選択 | ||||
学校栄養教育特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
学校栄養教育特論演習 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
公衆衛生学特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
公衆衛生学特論演習 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
臨床栄養学特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
生活環境学専修 | 環境サイエンス分野 | 生命環境特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||
環境生態学特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
地球環境特論演習 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
衣生活材料特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
環境生理学特論演習 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
環境生物科学特論演習 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
環境物理学特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
保全生物学特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
環境マネジメント分野 | 環境教育特論 | 半期 | 2 | 選択 | |||
環境教育特論演習 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
環境教材特論演習 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
環境アセスメント特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
環境政策特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
生活情報特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
環境思想史特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
野外教育特論演習 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
環境デザイン分野 | 衣生活機能学特論 | 半期 | 2 | 選択 | |||
被服管理学特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
繊維染色学特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
染織デザイン特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
デザインマーケティング特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
住居学特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
住居学特論演習 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
住環境特論演習 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
住生活学特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
住生活学特論演習 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
保育・教育学専修 | 基礎教育分野 | 保育学基礎理論 | 半期 | 2 | 選択 | ||
教育学基礎理論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
福祉教育学特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
生涯発達心理学特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
保育・教育分野 | 保育臨床特論 | 半期 | 2 | 選択 | |||
乳幼児発達保育研究特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
保育方法特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
幼児教育実践演習 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
学校教育実践研究特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
学校カリキュラム研究特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
自然科学研究特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
園内研修法研究特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
芸術教育研究特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
特別支援教育研究特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
保育マネジメント特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
こどもの自然認識 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
教科教育学研究特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
言語教育研究特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
教育とデータサイエンス演習 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
身体教育学特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
心理・社会・文化分野 | 教育心理学特論 | 半期 | 2 | 選択 | |||
臨床発達心理学演習 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
子ども家庭福祉特論 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
教育社会学演習 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
保育・教育人間学基礎演習 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
音楽表現演習 | 半期 | 2 | 選択 | ||||
研究指導 | 人間生活科学特別研究I | 通年 | 5 | 必修 | |||
人間生活科学特別研究II | 通年 | 5 | 必修 |
※ 開講地は千代田キャンパス。
※ 履修すべき最低履修単位数は、研究指導10単位を含め30単位とする。