臨床心理学専攻

修士課程

心理学

臨床心理学専攻の専任スタッフは9名おり、臨床心理学の専門スタッフ5名、社会心理学の専門スタッフ4名となっております。

春日 文 常勤特任講師
専門分野 臨床心理学、生涯発達心理学
研究内容 母子関係や子どもの発達などをテーマにした研究を行っています。生涯発達的視点から捉えた歌唱活動の機能と役割に関する理論および実践研究、子育て支援に関する研究や、がんと診断された親とその子どもに対する心理的支援などを研究テーマとしています。
香月菜々子 教授
  • 研究指導担当
専門分野 臨床心理学、投映描画法
研究内容 臨床心理学の基礎を身につけ、心理学的援助の実践に役立てるよう指導する。具体的には、心理臨床の領域における様々な理論・方法論を学ぶといった「知識の習得」と、学内外での心理学的援助の実践を通じて技術を身につけ体験的な理解を培うといった「技能の体得」を柱とし、ひとりひとりが心理臨床の専門家として独り立ちできるよう、指導を行う。
田中 優 教授(専攻主任)
  • 研究指導担当
専門分野 社会心理学
研究内容 対人関係、特に、親密な対人関係における互恵的相互依存関係に関する理論研究、および、実践研究。母子関係における母親の、子どもの表情判断に関する研究。広域災害に対する防災意識、および、避難所運営に関する研究。
福島 哲夫 教授(心理相談センター所長)
  • 研究指導担当
専門分野 分析心理学的心理療法、統合・折衷的心理療法
研究内容 まず心理療法に関する量的研究・質的研究の視点と方法を身につける。次にそれをふまえて心理療法に関する効果研究、プロセス研究、ケース・フォーミュレーション研究について指導を行う。具体的には課題分析、イベント分析、合議制質的分析法、三次元統合モデルなどに習熟し、最終的に時には自験例をも含む臨床データを量的・質的に分析し考察するタイプの研究を進めていけるようにする。
古田 雅明 教授
  • 研究指導担当
専門分野 臨床心理学
精神分析的心理療法
研究内容 心理療法や心理面接の基礎となる力動的心理アセスメントの研究や、ロールシャッハ・テストの継起分析の教育方法の研究を行っています。また、職能発達に関心があり、公認心理師・臨床心理士のキャリア形成に関する量的・質的研究も行っています。
堀 洋元 准教授
  • 研究指導担当
専門分野 社会心理学
研究内容 災害時に起こりうるさまざまな問題(災害救援者のストレス、災害時の避難行動)を解決するため、主に調査法、実験法、面接法による実証的研究を行っています。また、大規模災害時における避難所運営に役立てるため、防災シュミレーションゲームを共同開発して実践的研究を行い、個人の防災意識を高め、地域防災力の向上に寄与できるように努めています。
本田 周二 准教授
  • 研究指導担当
専門分野 社会心理学、対人コミュニケーション、友人関係、キャリア教育
研究内容 友人関係に関する質的・量的研究を行っている。主に、友人関係の機能や友人とのコミュニケーションにおける動機づけの影響について青年期から成人期までのデータを収集し、研究している。また、最近では、アクティブラーニングによる教育効果といった高等教育研究にもかかわっている。
八城 薫 教授
  • 研究指導担当
専門分野 社会心理学、観光心理学
研究内容 人間の行動、特に対人関係をはじめとする様々な社会的行動について、内的・外的要因から実証的に予測・説明する調査研究を指導します。質問紙、面接、観察によって得られたデータを数量化し、分析をしていきます。
小野 聡士 助教
専門分野 臨床心理学、自傷行為、自殺予防
研究内容 自殺予防の観点から、これまで青年の自傷行為に関する量的研究・質的研究を行ってきました。特に、自傷行為における手段や機能のアセスメントに関心があります。自傷行為を行う青年に対する臨床支援のあり方や予防教育プログラムに関する研究に取り組んでいます。