学生インタビュー

現代社会研究専攻 
臨床社会学専修 1年

多角的な視点から
スーパーヴィジョン
(臨床指導)の
あり方を模索

精神科病院に勤務して7年目になり、社会福祉士・精神保健福祉士として、クライエントの生活の安定や、身体心身機能の向上、地域社会への円滑な移行に向けた支援を行っています。本専攻を志望したのは、他の専門職の方々と連携しながら、クライエントに係る諸課題の解決に取り組むなかで、社会福祉領域だけではなく、より多様な領域からのアプローチの必要性を痛感したからです。現在は、社会学や情報・メディア学、経済・経営学、またジェンダー学など、現代社会に必要な知識を吸収し、視野を広げながら、ICTを活用した遠隔スーパーヴィジョンに関する研究に取り組もうと考えています。

スーパーヴィジョン体制は、社会福祉士や精神保健福祉士等における資質向上に不可欠な仕組みですが、一方で費用面や環境面、また時間的な制約から、実施が困難なソーシャルワーカーも多くいます。この打開策として、ICTの活用を模索。ツールの検討や体制のあり方を考察するなど多角的に取り組み、後進の育成や支援の一翼を担えるよう、研究に邁進したいと考えています。仕事と両立しながらになりますが、広範に学びを深め、自分自身の成長につなげていきたいです。

担当指導員はどなたですか?
藏野ともみ教授です。

学部時代からお世話になっています。社会福祉や精神保健福祉の基礎はもちろん、実際の現場ではどのように知識や理論を活用するのかなど、実践を想定した臨場感のあるご指導をいただきました。卒業後も、臨床現場で感じた悩みや課題に対し時間をかけて向き合ってくださり、その言葉一つひとつが新たな気付きや学びに。そのため、社会人5年目の時、正式に先生からスーパーヴィジョンを受けるようになり、その過程で、自分のなかで研究テーマを強く意識し、改めて藏野先生のもとで研究に取り組みたいと思いました。