学生インタビュー

臨床心理学専攻 2年

実践から、
「心」の理解へ。
これからの心理職の
あり方を追究

学部時代に「心」の複雑さと難解さに興味を抱き、卒業論文では死別などの喪失体験からの回復過程を研究。これらの経験を通じて「心」と向き合う心理職を目指し、本専攻を志望しました。付属の心理相談センターでは2~3ケースのカウンセリングを担当しています。学外実習では臨床現場を肌で感じられ、臨床心理特別実習では実際のケースをもとにすることで、より深く投映法検査を学ぶことができます。また、逐語記録の読み込みから、どのように会話が発展したのかを考察し、クライエントの心の動きを推察した経験は、自分の中でカウンセリングに対する一層の理解につながりました。

現在は「多職種連携における心理職の役割と独自性の確立」に関する研究に取り組んでいます。医師や看護師、作業療法士などさまざまな職種の連携の必要性が叫ばれ、今後さらに重要度が増す仕組みです。加えて、学部時代に取り組んだ「喪失」についても引き続き研究し、臨床心理士と公認心理師の資格取得を目指しています。将来は医師や看護師といった専門職の方々と直接関わりながら、患者さんの「心」と向き合い、臨床経験を積んでいきたいです。

担当指導員はどなたですか?
古田雅明教授です。

臨床心理学や精神分析的心理療法を専門分野とする先生です。学部時代からご指導いただき、自分では思い至らなかった視点からのアドバイスに、多くの気付きを得ています。院生の考えを尊重してくださり、こちらの意見をとことん聞いたうえで先生の考えをお話しいただけるので、深い理解につながります。また、私の研究テーマに関連する資料や、専門家の方を紹介してくださることもあり、研究を進めるうえでとても心強い存在です。スーパーヴィジョン(臨床指導)体制による実践的な学びから、日々、習熟度の向上を感じています。