履修指導及び研究指導

言語文化学専攻博士後期課程

履修指導

入学時のガイダンスにおいて、各学生に対して、研究課題に対応した専門領域の指導教員1名と専門を異にする2名の副指導教員からなる研究指導チームが組織されます。研究指導チームは、学位取得に向けた多角的・総合的な支援を目的とし、研究の促進と充実に適切な授業科目の選択や研究計画の構築と遂行など、履修及び研究の両面から指導を行います。

研究指導

学生は、入学当初に指導教員及び副指導教員に指導を受け、研究計画書を作成する。この作業をとおして、研究課題を明確にしたうえで学位論文題目を決定し、研究資料の選定と収集を図り、研究方法の確立 に努めます。さらに、進捗状況にそって指導を受け、着実に研究を進めて予備論文を作成します。その後、予備論文の審査を受けて学位論文を完成させ、最終審査と最終試験、及び発表会を経て、学位取得へと進みます。また、各専修では研究発表会が開催され、論文作成の進捗状況が確認されます。研究課題に即して、論述の内容、理論的・資料的文献の確認、先行研究との関わりなど含む研究成果の妥当性について検証され、助言が行われます。併せて、学生は学外の研究集会や学会に積極的に参加するように努めます。研究発表等における質疑や意見交換によって研究を修正し、発信力を強化して研究の実質を確かなものにします。それによって、より広い学術的なコミュニティの一員としての自立をめざします。

論文作成を含め教育研究上必要な場合には、他専修や他専攻、さらには他大学院で受講し、指導を受けることができます。これは広く進行する領域横断的な教育と研究の動向に沿うものです。また、論文作成のために必要な授業外の研究活動への経済的なサポートがあり、図書文献等の購入、資料代や学会参加費用などにあてることができます。