社会人特別選抜(修士)

長期履修学生制度

社会人特別選抜による入学者には、長期履修学生制度を適用することができます。長期履修学生とは、あらかじめ自分で最低修業年限を超えた在学年数(3年または4年)を決め、その在学を経て、修了資格(修士の学位)を取得できる制度です。すなわち、職業に従事しながら自分のライフスタイルに合わせて柔軟に履修計画を組むことができます。課程の修了には認められた在学年数以上在学し(修士課程の最長在学年数は4年です)、所定の授業科目について30単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、本学の行う修士論文の審査および最終試験に合格することを要します。

有識者の方へ

大学院設置基準第14条に定める教育方法の特例の適用

社会人特別選抜により入学した有職者には、大学院設置基準第14条に定める教育方法の特例を適用することができます。入学の際に、提出された研究計画書を基に、勤務形態に配慮した教育研究体制を採ります。個々の事情に応じて、月曜から金曜までの第6時限(18:00~19:30)および土曜日(9:00~17:50)に授業科目を適宜開講するなど弾力的に対応します。また、電子メールなどを利用し、指導教員に直接アクセスすることにより迅速かつ有効な研究指導を積極的に行うなどの措置を講じ、教育効果の向上を図ります。

[参考:大学院設置基準(昭和49年文部省令第28号)第14条 大学院の課程においては、教育上特別の必要があると認められる場合には、夜間その他特定の時間又は時期において授業又は研究指導を行う等の適当な方法により教育を行うことができる。]

科目等履修生

社会人特別選抜による入学手続完了者が、当該専攻の指定した入学前の後期開講授業科目について、科目等履修生として履修を希望する際、科目等履修生の選考料、入学料及び履修料を免除します。この科目等履修生として修得した単位は、入学前の既修得単位として10単位を超えない範囲で、入学後の本学大学院における授業科目の履修により、修得したものとみなすことができます。