臨床心理学
平成23年度 臨床心理士資格認定試験の合格率! >>>大妻女子大学大学院臨床心理学専攻からの報告
2012年03月03日
臨床心理士資格認定試験合格率について
大妻女子大学大学院臨床心理学専攻の、平成23年度までの、臨床心理士資格認定試験合格率は、開設以来7年間で平均92.1%となっています(全国の指定大学院の過去7年間の合格率は60.6%~68.9%。平成23年度合格率は、本学は70.0%、全国は60.6%)。特に、本学の場合、現役合格率が高く、78.9%となっています。
本学はもともと少人数教育を徹底し、かつ、教育の中にエンカウンター・グループを取り入れています。そのため、大学院生の結束が固く、資格試験の勉強に対しても、一致協力して取り組んでいるようです。
また、これは、研究員制度の副産物とも考えられます。大学院修了後、全員が心理相談センター(写真右)に通うことになり、お互いに顔を合わせる機会が多いことも影響していると考えられます。
研究員制度について
本学では、修了生は原則として、終了後1年間、全員が心理相談センターの研究員として登録し、当センターの事例を専任教員からスーパービジョンを受けながら担当する体制を取っております。これは、学校など就職先によっては、個人心理療法・カウンセリングを行えないため、終了後も心理療法の経験を積み重ねられるようにするためです。