臨床心理学
日本心理臨床学会第30回秋季大会、第16回投映法フォーラムがそれぞれ開催され、本学大学院生も参加して研修を受けてきました。
2011年11月27日
日本心理臨床学会第30回秋季大会
2011年9月2日から4日にかけて、2011年度秋季大会が福岡国際会議場で開催されました。本学大学院臨床心理学専攻からは、1年生が5人参加しました。
以下は、参加した大学院生の感想です。
「様々な先生方が集まる大きな学会に参加できたことは、新鮮な体験となりました。多岐にわたるジャンルの中から、自分たちの興味のある発表を聞くことで、日々の勉強に対する意識がより一層高まったと実感しています。また、かねてから論文を拝見していた先生方と実際にお話が出来たことがとても嬉しく、刺激になりました。院生同士の交流も深まり、大変充実した3日間でした。」
第16回投映法フォーラム
例年夏に行われている投映法フォーラムが、本年は8月25日に新潟青陵大学大学院で開催されました。本学臨床心理学専攻からは4人の1年生が参加しました。プログラムは、午前中がSCTの講義、午後がロールシャッハ・テスト、SCTなどの心理検査と心理療法過程との照合を行うシンポジウムでした。
以下は、参加した大学院生の感想です。
「今回の学会では、引き続き国際学会で扱ったケースについて検討を行う、という内容でした。そのため、初見では理解しきれなかった部分について、先生方の解釈をじっくりと聞くことで、ケースへの理解をより深めることができました。また、同じケースのSCTを題材としてご講義をしていただき、新たな学びを得ることができました。同じケースについて、期間を分けて再度検討するという貴重な機会に参加できたことは、とても良い体験となりました。」
なお、今年3月に本学社会心理学専攻を卒業した学生が新潟青陵大学大学院に進学しており、彼女と今回参加大学院生が研修会の会場で再会し皆で旧交を暖めました。