臨床心理学

全国から臨床心理士3,200人 千代田キャンパスで日本心理臨床学会春季大会が開催されました

2010年07月05日

日本心理臨床学会第29回春季大会が、5月23日(日)、千代田キャンパスにおいて本学院の全面的な協力を得て盛大に開催されました。

当日は、実に42のワークショップが開講され、全国から3,200人余りの会員が参加しました。本学院修士課程に臨床心理学専攻が創設されて8年、その歴代修了生や現在籍院生と、学部の社会・臨床心理学専攻学生ら総勢97人が、実行委員長・深津千賀子教授、事務局長・福島哲夫教授の指揮の下、スタッフとして一丸となって運営に携りました。

特に、今回は本学大学院の教員4人、学部非常勤講師2人もワークショップ講師を務めたほか、児童養護施設のセッションでは、本学大学院修了生と修士課程2年院生の各1人がそれぞれ臨床経験を発表するなど、内容面でも大きく貢献しました。

参加者からは、大会全体の内容が充実していただけでなく、スタッフの院生らが「てきぱきと対応してくれて気持ちが良かった」等の多くの感謝のメールをいただき、運営に携わった私たちは苦労が吹き飛ぶ思いがしました。ちなみに、本学会は、22,000余人の会員を有する我が国の心理学界で最も大きな学会です。
(写真・文責 人間関係学部 社会・臨床心理学専攻 教員一同)

受付の様子
ワークショップ「心理検査によるパーソナリティアセスメント」
ワークショップ「臨床動作法の実際」
大妻講堂で行われたワークショップ「青年期・成人期発達障害の心理アセスメントとその支援」

一般社団法人日本心理臨床学会webサイト