臨床心理学

公認心理師 科目読み替えについて

2019年03月25日

公認心理師を希望される皆さんへ

*入試説明会の日程はこの前の記事をご覧ください。

公認心理師の受験資格について

心理職が国家資格化されたことに刺激を受けて、かつて大学で心理学を学んだことを生かして大学院で学びなおしたいと思った人、一度社会人をしてから臨床の仕事をしようと考えてこの機会に大学院に戻ろうと思った人、一方、大学院に入っても公認心理師をとれるかどうか分からなくて心配している人、そもそも大学院に入ることを諦めかけている人などさまざまな人がいらっしゃるでしょう。

公認心理師法が施行された平成29年9月15日より前に学部を卒業した人でも一定の条件を満たす科目の単位取得をしていれば、今から大学院に入りなおしても大丈夫な場合があります。履修した科目の読み替えは各大学が独自に決めていますので、公認心理師を希望される方は一度出身大学に問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。

ちなみに本学の科目の読み替えは以下の通りとなっています。
なお、本学では、大学院で臨床心理士資格のみを目指す人も受け入れております。

ちなみに、本学では調査研究も重視しており、専門社会調査士の資格も得られるようにしております。

写真は本学心理相談センター。

■専門社会調査士について

本学では臨床現場において、科学的な視点から統計的手法を駆使した研究のできる専門家を育成することを目的としているため、二つの資格だけではなく、専門社会調査士の資格を取得することも推奨しています。本学での専門社会調査士認定科目(3科目)を履修すれば専門社会調査士の資格も取得できます。
なお、以下のように、学部で社会調査士を取得している場合とそうでない場合で取得方法が異なります。

【社会調査士の資格を取得している場合】
本学大学院を修了する際に、専門社会調査士の申請をします。

【社会調査士の資格は取得していないが、学部で社会調査士認定科目を取得している場合】
本学大学院を修了する際に、社会調査士、専門社会調査士の同時申請をします。

【社会調査士の資格を取得していない場合】
社会調査協会が主催するS科目講習会を受けて、試験に合格すれば、本学大学院を修了する際に、社会調査士、専門社会調査士の同時申請が可能です。

**臨床心理士だけの資格しか取れない人の場合でも、専門社会調査士の資格を合わせて取得できるので就職の際の大きな強みになると考えています。