臨床心理学

速報!!  現役合格率100% 平成28年度臨床心理士資格試験

2016年12月13日

現役合格率は100%、既修了者も含めて、83.3%でした。

■専攻ニュース
大妻の魅力-大学院生の気になる“ふところ事情”
~研究助成金とティーチング・アシスタント制度(TA)~

臨床心理士を目指す大学院生は講義に実習、修士論文研究にと大変忙しく、アルバイトをする時間は殆んどありません。一方で、研修会や学術学会への参加や専門書の購入、調査研究の費用など、学部時代とは比べものにならないほど学費以外にも学問に関する支出が多くなります。大学院進学を考えている方にとって大学院生のお金にまつわる問題は、とても気になることと思います。

研究助成制度
大妻女子大学大学院では、教育・研究を高度化、活性化することを目的として、大学院生を対象に研究助成制度を設けています。大学院生は年度初めに自分の希望研究計画と共に研究助成を大妻女子大学人間生活文化研究所に申請し、審査を受けた上で、最大で10万円もの研究助成を受けることが出来ます。こちらを参照してください。

◆大学院修士2年生Aさん
自身の研究に関する助成金は、研究に関連のある学会の参加費用や必要な本の購入、研究協力者への謝礼等に活用しています。このような制度があることによって、自身の研究に関する最新の知見を得られ、修士論文に役立てることができているように思います。

TA(ティーチング・アシスタント)
TAは授業における教員の補助の仕事ですが、この活動を通して教育的機能の訓練や能力育成が期待されています。具体的には、心理学研究法、心理検査法、統計法、コンピュータ関連の授業で、教員や助手の補助を行います。また、学内でできる仕事であり、アルバイトと同程度の収入が得られることも大きなメリットと言えます。また、各種の奨学金制度もありますので、在学中全くの無収入となることはないと思っていいでしょう。

◆大学院修士1年生Bさん
私は大学1年生を対象とした「基礎統計学Ⅰ」という授業のTAを修士1年の前期に担当しました。業務内容は、①出欠席の確認、②資料の印刷・配布・回収・管理、③提出物の確認等でした。週1回の授業(90分間)で月に約2~3万円です。大学院生は学内外実習、修士論文指導などが忙しくアルバイトの時間は取れません。しかも、学会や講習会参加も増えるので、支出が多くなります。TAは統計の復習もできるので充実した時間となりました。

◆大学院修士1年生Cさん
大学院入学当初は自分にTAができるのかと不安でした。しかし、不安よりも益がおおいものでした。心理学の復習になり、学部生に教える経験がさらに理解を深めることにもなりました。