現代社会研究専攻
修士課程
情報コミュニケーション専修
荒川 潔 教授
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専門分野 | エネルギー経済学 |
研究内容 | エネルギー消費効率の改善や環境負荷の低減を目的として、太陽光発電と蓄電池、電気自動車を統合したシステムの普及を促進する税制や料金体系、規制とは何かを解明する。その際、消費者が現在と将来の費用をどのように評価するのかに着目し、導入段階の補助金と運用段階の税制のどちらが普及に効果的なのかを実証的に分析する。そして、長期的な視点に立った普及政策の効果を反実仮想シミュレーションにより検証する。 |
磯山 直也 専任講師
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専門分野 | コンピュータヒューマンインタラクション |
研究内容 | 人とコンピュータの関わりについて研究を進める。コンピュータがどのようなシステムであれば、人は使いやすいのか、人は心地よく感じるのか、人は楽しく過ごせるのかなどについて、システムを提案し、実装・評価実験を行う。そのような研究活動を通じて、インタラクションデザインについて考えるようになること、考えられるようになることを目指す |
市村 哲 教授
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専門分野 | AI 人口知能 |
研究内容 | 近年 AI(人工知能)についての話題を耳にすることが増えてきた 。今や AI は我々の生活の基盤となりつつある。そこで AI の概要や基礎的なしくみを学ぶと共に、AI プログラムを実際に動かす演習を通して AI の使いかたを習得する。またこれらの学びを通して、AI とは何か、AIが何に役立つのかについて理解できるようになると共に、AI を活用した新たな問題解決手法の提案を目指して研究指導を行う。 |
落合 友四郎 教授
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専門分野 | 情報学 データ科学 |
研究内容 | 数理物理学から情報科学・データ科学に至るまで、幅広い分野にわたる学際的な研究を行っています。特に、数学的及び統計的手法の開発を通じてデータサイエンスの分野を進展させることに興味を持っています。主な焦点は、これらの手法を時系列分析、ネットワーク科学、金融、生物、医学などの様々な分野に適用することです。データ科学における理論的な側面にも重点を置いています。 |
小野 茂 教授
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専門分野 | 情報基礎科学 |
研究内容 | ネットワーク産業を中心に産業のダイナミズムを企業単位で分析し、産業の発展過程における企業間関係の役割を明らかにして、企業戦略や産業政策への知見を得ることを目的とする。ネットワーク産業は構造的に特異な特徴を持つ一方、その構造が劇的に変化している産業である。産業を記述するためのモデリング手法と共に、産業の実態を定量的に捉えるための統計手法についても指導する。 |
桑島 由扶 准教授
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専門分野 | マーケティング 消費者行動論 ブランド論 |
研究内容 | 企業のマーケティング戦略やブランド戦略、消費者の購買行動データの分析、あるいは消費者間のネットワークに着目した消費者間相互作用に関する理論的・実証的なテーマについて研究指導を行う。 |
小谷 敏 教授
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専門分野 | 現代文化論 |
研究内容 |
マスコミュニケーションの基礎理論および歴史的研究を行うとともに、ポピュラーカルチャー、若者や子どもの文化についての領域について研究指導を行う。
修士論文は文献研究はもちろん認めるが、計量的もしくは質的な調査をもとに書くことを奨励する。 |
齊藤 豊 教授
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専門分野 | 国際経済学、ICT人材の国際労働力移動論 |
研究内容 | 情報通信技術(ICT)があらゆる職業分野に浸透し、個々の職業分野での労働がICTを用いたシステムとして展開している社会が成立するための①高度情報化の展開過程における産業構造の変容、②職業構造の変化、③職業観・労働観と職業倫理の問題、④グローバル社会における情報と職業などの主題について、先進国および新興国多国籍企業の事例を中心にして研究指導を行う。 |
田中 清 准教授
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専門分野 | サービスシステムメディア情報処理 |
研究内容 | スマートフォンやデジタルサイネージ等による情報提供サービスが普及してきているが、若者にも高齢者の方にも使いやすい、適切なデバイスやメディアを用いた新しい情報サービスについて研究する。研究指導を通して、特に昨今のオンラインコミュニケーションの改造や情報弱者向けの情報サービス利用支援を検討し、新しいオンラインライブエンターテイメントや情報アシストサービスの具体化に取り組む。 |
藤村 考 教授
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専門分野 | 情報可視化・データマイニング |
研究内容 |
Web技術やソーシャルメディアの進化により、人間が共有する情報は加速度的に増加している。このような現代社会においては、膨大な情報の中から必要な情報を抽出して、情報を視覚的に表現する技術が重要になっている。
この研究分野において、特に感性に響くデザインを追求した新しい情報可視化手法の提案を目指して研究指導を行う。 |
干川 剛史 教授
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専門分野 | 公共圏論・情報社会論・ボランティア論・災害情報研究・地域再生論 |
研究内容 | 研究指導を受ける学生には、現代社会の構造と変動過程を解明するための概念及びキーワード(公共圏、公共性、情報化、情報通信技術(ICT)、格差社会、リスク、災害、地域再生、社会関係資本(ソーシャルキャピタル)、ボランティア、ネットワーキング、NPO等)を選んで研究主題及び研究課題を設定させ、研究指導を行う。 |
宮﨑 美智子 准教授
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専門分野 | 認知科学 発達心理学 |
研究内容 | 認知科学・発達心理学近接領域における研究指導を行う。特に、乳幼児における社会性や認知発達、自己/他者認識、身体認識をテーマとする場合に、教員の専門性を生かすことができる。現在の研究内容は、さまざまな感覚モダリティにおける身体表象の分化・統合・拡張の発達過程と、その発達に影響をおよぼす他者の役割の解明である。これまで用いてきた研究手法は、観察法、実験法である。質的・量的双方からのアプローチによって、乳幼児の社会性発達機序の実証的解明を目指す。 |
山崎 志郎 教授
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専門分野 | 1940年代日本の産業金融政策、高度成長期から低成長移行期の産業政策 |
研究内容 | 20世紀日本の経済史、経済政策史を政府機関、業界団体、企業等の一次資料に基づいて分析す る。特に戦時経済総動員や戦後復興期における市場への政策介入は、高度成長期以降も日本経済、日本産業、企業経営に与えた影響が大きく、現代経済の特質を解明する上での鍵とも言える。為替割り当て、投資誘導、需給調整、最適技術選択などに見られる競争と協調など現代企業社会の特徴を分析していく。 |
山田 幸三 教授
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専門分野 | 経営戦略論 経営組織論 企業家論 |
研究内容 | 日本企業の新規事業開発の戦略と組織、ならびに伝統的な地場産業産地のビジネスシステム、アントレプレナーシップに関する理論的・実証的なテーマについて研究指導を行う。 |
臨床社会学専修
池田 緑 准教授
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専門分野 | 社会学(および国際社会学)・ポストコロニアリズム研究・ジェンダー論 |
研究内容 | 性差とジェンダー・セクシャリティにかかわる諸問題、差別や権力関係にまつわる諸問題、近代性の変容等を研究対象とする。とくに、差別問題とジェンダー・セクシャリティの問題を、植民地主義/ポストコロニアリズムという共通の視点で読み解くことを通じて、モダニティと権力の現代的関係について考える。ある程度幅広い学問的視野と社会的文脈を再配置する柔軟な発想が必要となる。 |
伊藤 美登里 教授
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専門分野 | 社会学史・社会学理論・知識社会学 |
研究内容 | ドイツ社会学の学説史、ドイツ社会学理論、社会の構造変化に関する社会学理論ないし現代社会論、観念や概念や思想あるいは日常生活において自明視されている知識の分析といったテーマに関して研究指導を行う。研究地域としては、ドイツ社会ないし日本社会、あるいは両社会の比較が中心であるが、場合によってはドイツ以外のヨーロッパ社会についての指導も行う。 |
井上 修一 教授
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専門分野 | 社会福祉学・高齢者福祉論 |
研究内容 | 社会福祉学、とくに高齢者福祉の領域において研究を進める。とりわけ次のようなテーマに関 して専門的に指導することが可能である。⑴特別養護老人ホーム入居者家族が抱く罪悪感、⑵ 一人暮らし認知症高齢者と見守り、⑶意識障害のある寝たきり高齢者のストレス把握、⑷社会 福祉士・後見人による権利擁護活動、⑸認知症高齢者とまちづくり等。多様な現場と連携しながら実証的な研究をサポートしていきたい。 |
牛山 美穂 准教授
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専門分野 | 文化人類学 医療人類学 質的調査法 |
研究内容 |
おもに、身体・健康・医療・病気といった分野を対象に、人類学的な視点から研究指導を行う。 参与観察を含むフィールドワークをベースとした質的調査法を習得してもらい、実際に人に会って話を聴き、現場に参加させてもらいながら時間をかけて調査を行い、そこで得たデータをもとに論文を書き上げる方法を指導する。また、医師と患者関係、ケア、補完代替医療、当事者研究などのキーワードを中心に、医療人類学的な視点から分析を行っていく。 |
小川 浩 教授
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専門分野 | 障碍者雇用及び就労支援 |
研究内容 | 障害者福祉全般を研究指導の対象とする。その中でも特に、以下については教員の実践経験と 専門性を生かして、研究フィールドの調整や研究方法の指導を行うことができる。 1 )障害者 雇用及び就労支援の領域全般について、制度・施策の展開と効果の分析、 2 )特にジョブコー チの方法論に焦点を当てた支援方法の評価、体系化と人材育成、 3 )アジアを中心とした諸外 国の障害者雇用・就労支援制度と我が国の比較研究。 |
尾久 裕紀 教授
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専門分野 | 精神保健、リスクマネジメント、臨床における法と倫理 |
研究内容 | 精神保健、リスクマネジメント、臨床における法と倫理に関する領域での研究指導を行う。 日常生活、臨床の中で生じている問題に目を向け、研究テーマに絞り込む過程を大事にしている。研究テーマの例として、「家族介護における女性の負担(介護とジェンダーの問題)」「介護におけるリスクマネジメント」「終末期医療」「臨床における自己決定とパターナリズム」などが想定される。 |
木村 絵里子 准教授
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専門分野 | 文化社会学 歴史社会学 |
研究内容 | 近現代社会における日常的な女性文化について社会学的な研究を行っている。とりわけ女性文化のなかでもヴィジュアルイメージやメディア文化、恋愛関係について、歴史的な視角を含む現代的様相を文化社会学的に考察している。調査方法としては、メディア・ドキュメント分析、質問紙調査、インタビュー調査が対応可能である。 |
金 美辰 教授
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専門分野 | 社会福祉学・介護福祉学・多文化共生 |
研究内容 | 福祉分野における外国人材に関する諸課題、多文化共生社会の実現に向けた支援、在日コリア ン高齢者の抱える諸課題、高齢者の社会活動を通した経済支援や介護予防等に関する領域で研 究指導を行う。 |
久保田 滋 教授
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専門分野 | 政治社会学・都市社会学 |
研究内容 |
主な研究分野は、第一に現代社会における政治や集合的行為に関する社会学的研究で、投票行動や様々な政治的活動、社会運動などがその対象となる。
第二の分野は、都市における社会関係、社会空間、文化現象に関する研究で、都市のソーシャルネットワークや集団参加、空間構造、サブカルチャーなどがその対象となる。ともに、理論的または実証的なアプローチが求められる。 |
藏野 ともみ 教授(専攻主任)
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専門分野 | 社会福祉学・精神保健福祉学・ソーシャルワーク論 |
研究内容 | 保険医療福祉領域におけるソーシャルワーク実践評価を基本に、ソーシャルワーク介入の効果測定とその方法について研究を進める。そのためフィールドワークを基に、研究テーマの設定とリサーチデザインを選択する。また、保健医療現場のソーシャルワーカー現任者教育及びソーシャルワーカー養成教育方法について研究を行っている。 |
嶋貫 真人 教授
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専門分野 | 社会保障法 |
研究内容 | 年金、医療保険などの社会保障制度は、私たち国民にとって欠かすことのできない身近な存在であるが、同時に少子・高齢化の進展や企業の国際競争の活発化等の環境の変化を受けて、その形を少しずつ変容させていくことも求められている。大学院での研究では、このような現代社会における社会保障制度の在り方について、主として法学的なアプローチを用いながら考察していく。 |
田中 俊之 教授
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専門分野 | 専門分野 ジェンダー論 |
研究内容 |
ジェンダー論について研究指導を行う。この分野において広い関心に対応するが、とりわけ下記のような論点に興味がある場合に、
教員の専門性を活かすことができる。
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丹野 眞紀子 教授
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専門分野 | 社会福祉学、ソーシャルワーク論 |
研究内容 | 医療福祉論およびソーシャルワーク論に関する領域での研究指導を行う。実践でどのように対象者に対する援助を行い、ソーシャルワーク理論を活用しているのかなど、実践と理論の結び付けは重要である。特に、社会福祉における実践と理論の融合について考え、医療の現場や福祉実践の現場にソーシャルワーク理論として戻していけるような研究を目指す |
原野 かおり 教授
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専門分野 | 介護福祉学・医療福祉学 |
研究内容 | 介護福祉学、医療福祉学を専門領域とした研究を行っている。介護労働者の疲労については、疲 労を客観的に捉えその実態を明らかにした。また介護労働者の継続意向に関する因子構造やハラスメントと仕事継続意向との関連についても明らかにしてきた。主となる研究テーマは、遂行機 能と下部尿路症状との関連性についてである。以上のような介護福祉関連課題に対する研究方法 について指導を行う。 |
牧野 智和 教授
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専門分野 | 自己の社会学、教育社会学 |
研究内容 | これまで、メディア・テクストの分析を通して、社会はどのような「自己」であることを、あるいはどのような「心」「感情」を有することを求めているのか、考察を行ってきました。また、同様の手法による戦後少年犯罪報道の分析も行ってきました。共同研究としては、青少年の意識・行動に関する質問紙調査および聞き取り調査に従事してきました。 |
松本 早野香 准教授
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専門分野 | 社会情報学 コミュニティと情報技術 |
研究内容 | 何らかの課題を抱える集団に着目し、その課題の問題を社会学的に読解するための調査をおこなう。同時にその課題の部分的な解決をめざす情報技術について考察、提案する。近年のテーマは災害からの復興と情報技術、障害をもつ人々の(との)コミュニケーション支援における情報技術である。 |
山本 真知子 准教授
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専門分野 | 社会福祉学 子ども家庭福祉学 |
研究内容 | 子ども家庭福祉学領域を中心に、権利擁護や子どもの意見表明、社会的養育(里親や養子縁組、児童養護施設等の施設養育)、難病・障害児やそのきょうだいや家族の支援、児童相談所の支援、地域の子どもの支援(ヤングケアラーや保育所)などについて研究を行っている。 |