大妻女子大学大学院人間文化研究科臨床心理学専攻では、東日本大震災発生で学位記授与式（卒業式）が中止された2011年修了生に対し、6月10日、改めて修了式・修了記念パーティーを執り行いました。伊藤朋恭研究科長（大妻女子大学学長代行）をはじめ、スーパーバイザー（心理臨床実習指導・助言者）の先生方にもお集まりいただき、専任教員、先輩修了生、現役院生ともども、門出をお祝いしました。写真のように、総勢39人という盛大な集まりとなりました。

まず、伊藤研究科長から祝辞があり、できあがったばかりの修士論文抄録集が各修了生に授与されました。その後の記念パーティーでは、深津千賀子・元心理相談センター所長による乾杯の音頭の後、スーパーバイザーの石田多枝子、福田由利、内田良一の各先生からご挨拶をいただきました。修了生一人ひとりから感想を話してもらいましたが、「修了式が取りやめになり、非常に残念だった」「今回、思いがけず、先生、先輩、現役院生の皆さんにお祝いをしていただき、とても良い思い出になりました」などの声を聞き、遅ればせではありましたがとても意義深い集まりを開催できたことをうれしく思いました。

特に、お忙しいところ駆けつけていただいたスーパーバイザーの先生方、先輩修了生の皆さん、どうもありがとうございました。【写真・文：臨床心理学専攻主任　西河正行】